みなさんこんにちは、ボーノです。
本日は、資格試験等の勉強をしている方向けに、これまでの経験で身に着けた勉強の手順をお伝えしようと思います。
私はこれまで高校受験、大学受験、大学院受験、公務員試験、資格試験など様々な試験に挑んできました。
ここ1年では、「ビジネス会計検定試験3級」、「基本情報技術者試験」を受け、ビジネス会計検定試験は無事合格、基本情報技術者試験は結果待ち状態(自己採点では合格)です。
そのような中、自分の中で確立している勉強手順を以下にご紹介します。
参考書・問題集選び
試験を受けようと勉強を始める際、まず、参考書や問題集を購入することから始まると思います。私はそれぞれ以下のとおり選んでいます。
参考書
参考書は、その試験においてメジャーな参考書が大抵あると思うので、その中から選べばよいと思います。(あえてマイナーなものを選ぶ必要はありません。)
メジャーなものがいくつかある場合、Amazonのレビュー等を参考にしながら、本屋で立ち読みし、好み(自分が勉強しやすそう)だと思うものを購入します。
私はカラフルな参考書が好きではなく、二色刷りとかのシンプルなものを選んでいます。
あくまで個人的な趣向ですが、カラフルなものっていろんなところに目を奪われて頭に入らない気がします。
とにかく、参考書はメジャーなものを選べば間違いありません。
完璧な参考書など無いという前提に立ち、メジャーなものは、これまでの多くの受験者が良いと判断しているのですから、網羅性、分かりやすさ等、一定の水準は満たしているはずです。
参考書を比べることに時間と労力を費やすよりも、早く買って勉強しましょう。
問題集
次に問題集ですが、こちらはこだわりを持っています。
問題集というのは、大きく分けて以下の2つのタイプがあります。
・前半に問題、後半に解答
・見開きに問題と解答
私は可能な限り、見開きに問題と解答があるものを選びます。
本屋で立ち読みして、このタイプのものを探します。
※このタイプの問題集が、とんでもなくマイナーなものであったり、その他の部分が気に入らない場合は別です。
なぜこのタイプを選ぶのかというと、このあとお伝えする私の勉強方法にも関係するのですが、何よりめんどくさいですよね。
問題解いて、解答のページを開いて、問題を読み返そうと思うとまた問題のページを開いて….以下繰り返し。うん、めんどくさい。
見開きに問題と解答があるとこの手間が無くなります。
勉強って、どんなにモチベーションをもって取り組んでも、しんどかったり、つらかったりすることありますよね。
そこにめんどくさいが加わるとやめたくなりますよね(暴論)
勉強に取り組むにあたって、障害は出来る限り取り除きましょう。
前半に問題、後半に解答となっている問題集を使わざるをえない場合、問題部分と解答部分で問題集を切断したこともあります。
とにかく、問題と解答を同時に開けるようにしたい、というのが私の考えです。
勉強手順
さて、いよいよ本題の勉強方法に入ります。ステップ1~ステップ5に分けて説明します。
試験や科目のボリュームによって工夫する必要はあるかもしれませんが、ステップごとの目的は次のとおりです。
ステップ1:全体像把握
ステップ2:問われ方、解き方を学ぶ
ステップ3:理解・記憶
ステップ4:問題を解けるようになる
ステップ5:時間を意識する(+ステップ3・4)
これから、それぞれのステップの中身を説明します。
ステップ1:参考書を読む
まず、参考書を読みます。すべてを理解したり、すべてを覚えようとする必要はありません。とにかく読み進めます。
この試験、この科目ではどのような知識が必要になるのか、全体像を把握することが目的です。
参考書の中には例題がある場合が多いと思いますが、解く必要はありません。問題を読んで、すぐ解答を読みましょう。
一通り読み終える時間を記録しておくと、今後目安にすることができるので良いかと思います。
ステップ2:問題集を解く(読む)
次に、問題集に手をつけます。
問題を見て、ちょっと考えて分からなければ解答を見ます。
(見開きに問題と解答があればこの作業がとてもスムーズになるので、問題集選びでその点を重視しています。)
この時点では、まだ知識も定着しておらず、解けない問題が多いので、スピード重視です。解けなくてもいちいち落ち込む必要はありません。
ただし、解答を漠然と読むのではなく、「あ、参考書に書いてあったやつや」とか「へえ~、こうやって解くんや」とか、感動しながら読みましょう。
知識の問われ方、問題の解き方を学ぶことが目的です。
ステップ3:参考書を理解・記憶する
次は、しっかり理解、記憶に努めながら読みます。
この際、頭の中で問題と紐づけながら読んでいくと頭に残りやすいと思います。
「正誤問題で問われてたやつや」とか「AとBでよくひっかけようとしてくるやつや」とか「あの計算で必要になる公式や」などです。
途中で出てくる例題についても、このステップでは自分で解くようにしましょう。
ステップ4:問題集を解く(間違えたものだけ繰り返す)
いよいよ問題を自力で解きます。
1問解く→答え合わせ→1問解く→答え合わせ→・・・
と進めていきましょう。
問題の内容や自分の解答へのプロセスがなるべく新鮮なうちに答え合わせを行ったほうが良いです。(この際、見開きに問題と解答があることが活きてきます。)
そして、正解した問題には〇を、間違えた問題には×を付けておきます。(問題集の問題番号の横に書けばいいと思います。)
2周目は、×が付いているものだけを解き、1周目と同様正解した問題には〇を、間違えた問題には×を付けます。
3週目は、×が2つ付いているもの(〇が付いていないもの)を解き、同様に、正解した問題には〇を、間違えた問題には×を付けます。
これを繰り返し、すべての問題に〇が付くまで繰り返しましょう。
1周目より2周目、2周目より3周目の方が解く問題数が少なくなっていき、時間が短縮されていきます。
ステップ5:模擬試験及び復習(ステップ3・4)
ここまできたら、問題集や過去問などで時間を計って、試験1回分を本番さながらに解いてみましょう。
※このときは当然、これまでと違い問題を全部解いてから答え合わせすることになります。
さらに、時間の許す限り、ステップ3やステップ4を繰り返しましょう。
なお、問題を解く際は、試験時間と問題数から逆算して、1問あたりの時間を意識しながら解くようにしてください。
以上、私が勉強する際に実践している勉強方法でした。
少しでも多くの方のご参考になれば幸いです。