こんにちは、ボンです。
先日、子供が1歳を迎えたので、1歳記念と育児慰安を兼ねて有馬温泉へ1泊2日してきました。
赤ちゃん連れで有馬温泉へ行こうとしている方の参考になれば幸いです。
子供のステータス
- 1歳すぎ
- ずりばい、つかまり立ちをする(たっち、一人歩きはまだ)
- 卒乳済
- 離乳食後期~完了期(嫌いな食べ物ほぼなし、食欲旺盛)
- 普段は朝寝30分~1時間、夕寝1時間
- 子どもは温泉は利用せず、温泉ではない部屋風呂を利用
宿選び
旅行を決めたのは10月下旬だったのですが、さすが人気観光地有馬温泉、どこの宿も1か月先の予約しかできませんでした。
宿選びでまず参考にしたのはこのサイト「ウェルカムベビーの宿」
子育てファミリー向けの宿泊プランなどを用意している施設をミキハウスがウェルカムベビーの宿として認定しているものです。
プランによってはおむつや離乳食などの提供が宿泊代に含まれています。子育て世帯にとってはありがたいですよね。
有馬温泉にもこのウェルカムベビーの宿はいくつかあったのですが、できれば紅葉シーズンの土日狙いだったこともあってか予約が空いておらず、結果的にウェルカムベビーの宿ではない施設に宿泊しました。
宿泊したのはこちら
私たちは有馬きらりさんに宿泊しました。
子連れ温泉で調べるとよく「部屋食」や「露天風呂付き客室」がオススメと出てきますよね。
こちらのお宿はどちらもあてはまりませんが、1歳連れの宿泊でもまったく問題ありませんでした!(温泉にはまだ入らないし)
予約は、子どもについては食事なし(※朝食については後述)・寝具なしとし、布団2枚に家族3人で寝ました。
有馬きらりさんのおしゃれな雰囲気から、カップルや夫婦の利用が多いのかな?と想像していましたが
食事会場ではいろいろな家族の姿を見ましたが、子ども連れの家族は思ったより多かったです。
私も宿泊前にいくつか問い合わせメールを送りましたが、いずれも丁寧な返信をいただき、子連れの対応に慣れているお宿だと思いました。
食事について
まず夕食は、ダイニングという広い部屋で半個室のような座席でした。
赤ちゃん連れは壁沿いの端の席に用意してくださっていました。端っこではありますが、スタッフさんも丁寧に給仕してくださり、よかったです。
隣ではほぼ同じ月齢のお子さんと思われるご家族が食事されていて、親近感がありました。
椅子はハイチェアをお借りし、それに持参のチェアベルト(下記リンクの商品)を装着しました!
バンボの貸し出しも可能で、大人の椅子の上に置くこともできるようです。
もっと低月齢の赤ちゃん向けにクーハンが用意してあるのも見受けられました。
設備については前もって問い合わせしてみるのをおすすめします。
子供はベビーフードを持参したもの、大人はおいしい会席をいただきました。(ごめんね息子)
ベビーフードの温めも、お願いすれば可能なようです。
ちなみにお宿の5階には、自動販売機と共にレンジの設備もありましたよ。
新和食会席プランで予約したのですが、珍しい食材もあり、どれも美味しくてめちゃくちゃ満足・満腹でした!
朝食は、隣接する温浴施設「太閤の湯」の中のビュッフェ会場でした。
1歳過ぎなので完全な取り分け食はまだなのですが、おかゆや湯豆腐、フルーツなど、子供でも食べられるものがあると思ったので、朝食用のベビーフードは持参せず。
旅館チェックイン時に、子どもの分も朝食をお願いしました。なお、追加料金(550円)です。
会場はテーブルと座敷があり、子連れの家族には座敷を勧めていた印象です。
座敷にはいくつかバンボが置いてあったのでお借りしました。
退席時に気づきましたが、テーブルでもキッズチェアを借りることができたようで、子連れは座敷でなければならないというわけでもなさそうです。
持ち物
移動は電車と徒歩だったこともあり、なるべく最低限の荷物にするべく努力しました。
出発は当日朝、帰着は翌日昼過ぎです。
子ども関係で用意したものを紹介します。
- 着替え一式×1
- パジャマ、スリーパー
- おむつ×14 ←結果的に半分程度しか使わず
- ゴミ袋
- おしりふき
- 手口ふき
- ストローマグ(麦茶持参)
- ベビーフード(和光堂の弁当)×3 ←当日昼、当日夜、翌日昼
- 紙パックのベビー麦茶×3 ←翌日用。いらなかったかも
- おやつ
- 食事用エプロン
- おしゃぶり、おしゃぶり用の紐(入眠用)
- 歯ブラシ
- ボディソープ、保湿剤
- コンパクトなおもちゃ×3
- ベビーカー
- チェアベルト
- 抱っこひも
- ブランケット(ベビーカー、抱っこひも用)
- 母子手帳、保険証
- 一眼レフカメラ
普段は使っていますが、今回あえて外したのは
- バスタオル(寝具なしなので部屋には設置されていないが、親の分を流用)
- シャンプー(髪・全身用ボディソープで代用)
- 仕上げの歯磨き粉(1日くらい大丈夫だろう)
- 離乳食スプーン(ベビーフードに付属。または旅館で借りられると予想)
思ったより削減できたものは少なかったです。やっぱり食事関係が重く、嵩張った印象です。
卒乳しているのがせめてもの救いか…
準備してよかったグッズ5選
チェアベルト
持参したのはこちらの商品です。
旅行が決まってから急いで探して購入したのですが、結果的に大活躍でした。
この商品のいいところは、大人の腰にも取り付けられるところです。
温泉街の飲食店で飲食する際に、椅子に取り付けたり大人の腰に取り付けることで、子どもも落ち着いて座ってくれました。
椅子の上で立ち上がろうとする子供は、肩ベルトつきのものが良い場合もあります。
ベストオブ持って行ってよかった大賞!
抱っこひもカバー
ベビービョルンの抱っこひもを使用しているのですが、使わない時はかなり嵩張ります。
特に行き帰りの移動はベビーカーだったため、収納カバーに丸めてベビーカーに引っ掛けることができたのが便利でした。
こちらの商品を使っています。
おむつ圧縮袋
ダイソーのこちらの商品を使いました。(紙おむつ圧縮袋)
袋1枚にムーニーマンパンツMサイズを9枚入れて持っていきました。…入りました。完全にキャパオーバーだったと思います。
2枚組なので、もう1枚を衣類圧縮袋として、子どもの衣類を詰めていきました。
旅行には圧縮袋はマストですね。
泡ポンプボトル
こちらもダイソーにて購入しました。(泡ポンプボトル)
子ども用のボディソープは泡で出てくるタイプを普段使っているので、旅行先でも同じものを詰め替えて持っていきました。
これまで、帰省などの外泊ではボディソープボトルごと持参していたため荷物を圧迫していたのですが、今回導入してよかったです。
痒い所に手が届く、100均さまさま…。
アプリ「パパマママップ」
旅館にはまだチェックインできない時間帯、温泉街を散策中におむつ交換の必要があったのですが、
おむつ交換台のある施設を検索出来て、とても助かりました。
ちょうど滞在していたところから一番近い場所である
「有馬温泉観光交流センター」のトイレにおむつ交換台があると知り、使わせてもらいました。
入場自由なうえ、男性用トイレにも女性用トイレにもおむつ交換台が設置されているようで、パパにも安心ですね。
見知らぬ土地で、サッと知りたい情報を知ることができたので助かりました。
情報提供してくださる方々に感謝!
スケジュール
【1日目】
11時 現地到着&旅館に荷物・ベビーカーを預ける
12時 散策・昼食
13時 散策(子どもは散策中、30分ほど昼寝)
14時半 チェックイン
15時半 母のみ温泉
16時半 子ども入浴(部屋風呂)
17時半 みんなで一瞬昼寝
18時 夕食
20時 父のみ温泉、寝かしつけ
【2日目】
7時45分 朝食
9時 瑞宝寺公園で紅葉鑑賞
10時30分 チェックアウト
ベビーカーで散策、食べ歩き
11時30分 子どものみ昼食(ベビーフード)
12時 帰りの電車に乗車
子どもは温泉に入れないため、最も早い時間にチェックインし、大人は行けるタイミングで順番に温泉に入りました。
15時半から入浴が可能だったのですぐに向かうと、先客がいましたが入れ替わりで出ていかれたので貸切風呂となり、最高でした!!
入浴後は脱衣所に各種アメニティやウォーターサーバーも用意されているので、とても快適に温泉を楽しめました。
金泉の方がとろみがあって好み❤
ランチはテラス席のある「Griddle Me Local」
温泉街のメインストリート「湯本坂」の途中の細道を上っていくと「有馬スプリングテラス」というエリアが現れます。
その中の一角がGriddle Me Localです。
こちらのテラス席でランチをいただきました。
店の真横では泉源から湯けむりがあがっていて、硫黄のにおいが香ってきます。
初日は抱っこひもでの散策だったので、この店でチェアベルトが大活躍でした。
店内は狭めなのでベビーカーの乗り入れは難しそうですが、テラスはそれなりに広さがありますので、ベビーカーを横付けしての食事は可能です。
この有馬スプリングテラスのエリアには全部で3つの飲食店があり、いずれもテラス席があるので、車いすやベビーカーのある場合はありがたいですね。
料理はハンバーグとカルボナーラをいただきましたが、どちらもとても美味しかったです!
店員さんも感じが良く、ベビーフードの空き箱の処分を快く引き受けてくださいました。
パンケーキも有名のようなので、また機会があれば食べにきたいです。
有馬温泉ではベビーカーはおすすめしないって本当?
結論から言うと、抱っこひもをおすすめします。
今回、荷物の多さ&子供の重さにより行き帰りに体力を消耗することを懸念してベビーカーを持っていきましたが、街歩きにおいては断然抱っこひもを使うべきです。
理由としては
- 坂がかなり多く、かなり急勾配
- 道幅がかなり狭い場所がある(乗用車が1台ギリギリ通れるかどうか)
- 道幅が狭いうえ、時々乗用車が通る(歩行者は階段上などに退避する場面もある)
- 飲食店は狭い店や入店に段差がある店が多く、ベビーカーでの乗り入れが難しい
などが挙げられます。
実際、2日目に行きたかったお蕎麦屋さん「土山人はなれ」は店が非常に狭く、断念しました。
しかし、温泉街ではちらほらベビーカーを押している家族も見られましたし、禁止というわけではありません。
人に迷惑になるかというよりは、店選びなどの選択肢が狭まるという点において、抱っこひもがおすすめです。
紅葉で有名な瑞宝寺公園も抱っこひもで!入り口が階段でした