[chat face=”ボーノアイコン-512×512-min.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]こんにちは、ボーノです。[/chat]
勝間和代さんの『勝間式超コントロール思考』を読み、
印象に残った文章があったのでご紹介します。
どんなバスケットボールの達人も、サッカー選手にサッカーで勝つことはできません。それとまったく同じことが仕事でも起きているにもかかわらず、わたしたちはなぜか仕事の場合はオールマイティーに何でもできるはずと期待され、自分でも「できなくてはいけない」と思い込んでしまうのです。
アチーブメント出版 勝間和代著「勝間式超コントロール思考」p.98より抜粋
こちらは「仕事をコントロールする」という章で、
「仕事の成果は引き受ける前に決まっている」という見出しの話に登場します。
前提として、人は
得意なことはいくらでも出来るし、能力もグングン伸びるが、
苦手なことは頑張っても「そこそこ」しかできるようにならない
という考えがあります。
これは仕事では少しわかりづらいかもしれませんが、
スポーツや学校の勉強で考えるとイメージが湧きやすいです。
短距離走が得意で人より速い人が長距離走をがんばっても、長距離走まで人より速くなるかどうか分かりません。
また、数学が苦手な人が数学の勉強をすごくがんばっても、もともと数学が得意な人にはなかなか勝てませんよね。
このようにスポーツや勉強では当たり前に分かることが、
なぜか仕事になるとそのような考えが無くなりませんか?
企画を考えるのが得意
資料を作るのが得意
プレゼンが得意
ルーティンワークが得意
など、仕事においても得意不得意、好き嫌いがあるはずです。
それなのに、働く上では
さも当然のように全てにおいて高いパフォーマンスを求められます。
人には得意不得意があるため、そんなことは土台無理です。
能力的にも精神的にも負担があり、
仕事にコントロールされてしまいます。
そうではなく、仕事をコントロールするためには、
苦手な仕事はそもそも引き受けない、
極力遠ざかるようにしようという話です。
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苦手なものをどれだけ努力しても、人並みかそれ以下にしかならないので、得意な人に任せた方が個人としても組織としてもWin-Win!
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そのための具体的な戦略は
「毎日数分単位でいいので徐々に自分の裁量権を広げていく」
ということです。
特に組織で働く場合、すぐに変化を起こすのは難しいので、
数日、数週間、数か月のみならず、数年、10年単位で
徐々に裁量権を勝ち取っていく意識を持って仕事に取り組みましょう。
ただし、苦手なことから遠ざかる代わりに、
得意なことでは人並み以上のパフォーマンスを発揮する使命が課されることをお忘れなく!
[chat face=”ボーノアイコン-512×512-min.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]これも一種の働き方改革![/chat]