「Kyash」のアップデートは改悪?何が変わる?

Kyash

[chat face=”ボーノアイコン-512×512-min.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]こんにちは、ボーノです。皆さんは、どのようなクレジットカードを使っていますか?[/chat]

コロナウイルスの流行もあり「キャッシュレス決済」という言葉を頻繁に聞くようになりましたね。

私は「Kyash」というカードを使用しており、非常におススメです。

簡単にいうと「プリペイド式」のクレジットカードで、

別のクレジットカード(私の場合は楽天カード)からKyashにチャージしておき、

支払い時はKyashにチャージしている分から決済を行います。

それにより、

  • チャージ時の楽天カード決済による楽天ポイント:1%
  • 決済時のKyashのポイント:1%

のようにポイントの二重取りを行うことができます。

お得な上に、他にも後述する便利な機能があるので私は愛用しているのですが、

このたび「改悪かな?」と思うようなアップデートが行われることとなったので、

そもそもKyashを知らない方への紹介も兼ねて当記事を書きました。

[chat face=”ボーノアイコン-512×512-min.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]結論として私は今後もKyashを続けていく予定です。[/chat]

目次

Kyashとは

Kyashとは、アプリで決済、送金ができるサービスです。

こちらは、私の実際のアプリを立ち上げた画面です。

Kyash画面

アプリでクレジットカードを管理するのですが、

ネットショッピングなどの際、通常のクレジット決済と同じように、

カード番号やカード名義人の入力をするだけで決済ができる優れモノです。

通常、アプリだけで完結するのでクレジットカードは手元にないのですが、

申し込みにより実物のクレジットカードを発行することもできます。

 

これだけでは、別に普通のクレジットカードで良くない?と思うかもしれませんが、

私の考えるKyashの魅力は、特に以下の3点です

Kyashの魅力

ポイントが2重取りできる

Kyash「プリペイド式」クレジットカードです。

予め登録しておいた別のクレジットカードやコンビニATMからカードへ入金すると、Kyash残高としてチャージされます。

これについてはPayPayなどコード決済サービスと同じですね。

肝心なのは、Kyash自体にもポイントが貯まり、残高に還元できるということです

もう少し噛み砕くと、チャージのたびに、クレジットカードのポイントと、Kyash残高に還元できるポイント両方が貯まるということです。

還元率はカード毎に異なります。(手数料を払ってカードを発行した場合は還元率1、それ以外は0.5%)

私の場合は、楽天カードをKyashに紐付けて使用しています。

楽天市場以外の買い物は、ネット・実店舗いずれもなるべくKyashで決済することでポイントの2重取り(楽天ポイントとKyashポイント)を心がけています。

チャージしたお金(Kyash残高)を送金できる

Kyashユーザー同士であれば、Kyash残高を送金することができます。

最近では各種Pay系サービスでも当然のように導入されていますが、

私は上述の通りポイント取りの旨みもあることから、なるべくKyashでやりとりをするようにしています。

友人と飲みに行った際には1人がKyashで支払いをし、他のメンバーはワリカン分のお金を送金するので、小銭を用意する必要もありません。

また、我が家では私も妻もKyashユーザーですので、家計面で妻と折半する場面で送金を活用しています。

デメリットとしては、残念ながらKyashを導入している人が限られる点でしょうか

バーチャルカードとリアルカードを使い分けられる

Kyashでは「バーチャルカード」「リアルカード」が存在します。

ネットショッピングなどの決済で使用できるのがバーチャルカード、

前述のように、手数料を払って手に入れることができ、実店舗での支払いに使用できるのがリアルカードです。

カードは以下の3種類存在します。

  • Kyash Card  Lite
  • Kyash  Card Virtual
  • Kyash  Card

Kyash種類

※画像はKyash公式サイトより

 Kyash Card Virtualのみ、物理的なカードは存在しません。

一般的なクレジットカードと同様、カード番号やカード名義人があてがわれますので、その番号を使って決済ができます

一方、Kyash Card LiteとKyash Cardはカードが存在します。

このうちKyash Card Liteはアカウント開設の際に発行を希望すれば無料で作成してもらえます。

ただしこちらのポイント還元率は現在0.5%。

以前は1%でしたが、202041日から、Kyash  Cardの登場により還元率が引き下げられてしまいました……

Kyash Cardは手数料900円を支払うことで作成できるVISAクレジットカードです。

先述の還元率の引き下げがあったことからも、私はこのKyash  Cardに切り替えをしています。

通常表面にあるカード番号や有効期限の印字は裏面に施されているので、

シンプルでおしゃれなデザインです。

店舗で買い物をした際に、店員さんから「見たことない、オシャレなカードですね」と声をかけられたこともあります。

メリットとしては、

  • サインレスで支払い可能
  • スマホアプリでカードロックが簡単に行える
  • 利用限度額が設定でき使いすぎを防ぐことができる

…などです。

特にカードロックがアプリで簡単にできるのは、万が一紛失した場合でも安心ですね。

私はこれまで大手クレジットカードについても(カードアプリ含め)利用してきましたが、

個人的にはKyashアプリがシンプルで最も使いやすいと感じました。

なお、VISAタッチ決済も可能のようですが、私はまだ体験したことはありません。

Kyashの仕様変更について

そのKyashですが、202097日からいくつかの仕様変更が行われることになりました。

なぜ使用変更をするのか

株式会社Kyashは2017年より前払式支払手段発行者としてサービスを提供してまいりましたが

「価値移動のインフラを創る」というミッション実現のため、このたび新たに資金移動業の登録を完了しました。

株式会社Kyash「重要なお知らせ」より引用

「前払式支払手段発行者」「資金移動業」については、資金決済法第2条に定義されています。

[box03 title=”資金決済法”]

第二条 この法律において「前払式支払手段発行者」とは、次条第六項に規定する自家型発行者及び同条第七項に規定する第三者型発行者をいう。
2 この法律において「資金移動業」とは、銀行等以外の者が為替取引(少額の取引として政令で定めるものに限る。)を業として営むことをいう。

[/box03]

簡単に言うと、前払式支払手段発行者とは、一般にプリペイドカードの発行運用を行なう業態のことを指します。

一方、資金移動業は少額=100万円以下の送金を「銀行以外の者が」行う業態のこととなります。

資金移動業に移行することで、Kyashが目指したもの

銀行からの入金・出金に対応すること

ひいては、銀行と直結することでお金の流れを見えやすくすること

だと言えます。

何が変更されたのか

変更点は大きく2点です。

送金可能残高に制限あり

送金ができる残高は銀行口座やATMからチャージした部分のみとなりました。

つまり、クレジットカードからチャージした残高は送金できなくなるということです。

クレジットカードからチャージすることでポイント2重取りを旨味としていたので、これは残念な変更です。

チャージに対応している銀行として、イオン銀行や三井住友銀行などの10行が挙げられています。

順次追加予定のようですが、私の友人はメインバンクが対象外だったそうで、Kyashの利用を継続するか検討すると話していました。

銀行口座への出金ができる

手数料220円を支払えばKyash残高を銀行に出金できるようになります。

チャージ対応銀行は限定されていますが、出金についてはほとんど全ての銀行に対応しているようです。

まとめ

Kyashを初めて導入した当時は、

アプリ上にクレジットカードが存在することの真新しさや

ワリカンが非常に楽なことやKyash自体にポイントが貯まることなどが

非常に魅力的でした。

しかし、改変等によりその旨みがなくなってしまう場面があり、少し残念です。

特に今回の仕様変更では、日常的に送金を行なっている方にとっては痛手となっているようです。

幸い私は、送金を行うのは月に1、2回程度ですし、

特に出金が必要となる場面も解約時くらいしか思いつかない

ライトユーザーであるためあまり影響はなさそうですので、引き続き使用する予定です。

この仕様変更による使い勝手の良し悪しについては、

9月7日以降に使用してみながら観察していきたいと思います。

 

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