食洗器用の分岐水栓(CB-SSH8)を自分で設置することはできるか?

こんにちは、ボーノです。

我が家ではパナソニック製食器洗い乾燥機NP-TH2-Wが、煩わしい洗い物から私たち夫婦を解放してくれています。

 

そんな素晴らしい食洗器ですが、水道から水を供給されなければ仕事をすることができません!

そのためにはキッチンの蛇口に「分岐水栓」というものを取り付ける必要がありますが、我が家では引っ越しに伴い、改めて新居でその分岐水栓を取り付けることに。

引っ越し業者に頼むことも出来ましたが、工賃として1万円程度かかってしまいます。

なので、自分の手で取り付けることにしました。

「なんだか難しそう」、「ちゃんと出来るか不安」と思いそうですが、結論、分岐水栓の設置を業者に頼まず自分で行うことは簡単でした。

目次

分岐水栓を購入

第一歩として、自宅の蛇口(水栓)に合った分岐水栓を用意する必要があります。

蛇口には様々な種類があり、それに合わせて分岐水栓にも種類があります。

前の家で使っていた分岐水栓が次の家でも使えるとは限りません。(我が家もそのパターンだったので、分岐水栓を新調しました。)

まず、自宅の蛇口の種類を確認します。

このように、蛇口の根本付近にアルファベットと数字で書かれているものを見つけます。

我が家の場合、蛇口の種類は「TKGG31E」でした。

そして、パナソニックHPで蛇口の種類を入力し、適応する分岐水栓のタイプを特定します。

必要な分岐水栓の種類は「CB-SSH8」であることが分かりました。

 

分岐水栓、普通に高いです。1万円程度します。しかしこれは必要経費なので致し方なし…

[chat face=”ボーノオレンジ200-200.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]これから食洗器を購入しようと思っている方、分岐水栓のコストも考慮しておきましょう。[/chat]

届いたものは上の写真のとおりで、

  • 分岐水栓本体
  • 分岐コック
  • 六角レンチ(対辺2.5mm)
  • ねじ×3
  • 説明書

が入っていました。

取り付け手順

必要な分岐水栓を手に入れたので、いよいよ取り付けにかかります。

なお、別途必要になったのは以下の物品です。

  • マイナスドライバー
  • 六角レンチ(対辺3mm)
  • モンキーレンチ(ホームセンターで買いました)

元栓(または止水栓)を閉める

作業中に水が噴き出さないよう、元栓を閉めます。

元栓の場所は住居によって異なると思います。

我が家はマンションで、玄関ドアの隣にある扉の中にありました。

元栓を閉めたあとは、蛇口から水が出ないことを確認しましょう。

[chat face=”ボーノオレンジ200-200.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]この手順を忘れると悲劇が待っているので気をつけよう[/chat]

  • 元栓…水道から家に水をひいている場所の栓。これを閉めると家中の水が止まる。
  • 止水栓…台所、トイレ、風呂などそれぞれの水の出口にある栓。台所の場合、シンク下にあることが多い。

蛇口を分解する

①マイナスドライバーを使ってインデックス(青と赤の色が付いているフタ)を取り外します。

インデックス下部の凹み部分にマイナスドライバーを差し込み、持ち上げることで簡単に外せます。

 

②インデックスを外した部分から六角レンチ(対辺3mm)を差し込み、止めネジを外してレバーハンドルを上に引き抜きます。

③カバーを取り外します。

④クリックユニットを取り外します。

⑤付属の六角レンチ(対辺2.5mm)でネジ×3をゆるめ、カートリッジ押さえ部を取り外します。

このとき、溜まっていた水が少し流れ出てきます。

 

⑥カートリッジを取り外します。

分岐水栓を取り付ける

①分岐水栓本体の分岐取り出し口を、ホースを設置したい向きに調整します。

シルバーの部分を持ちながら、ゴールドの部分を押し出し、蛇口上部と分岐水栓の底の形を見比べて分岐取り出し口の向きを決め、ゴールドの部分を差し戻します。

 

②蛇口上部のピン穴に分岐水栓下部のピンを合わせるように分岐水栓を乗せます。

 

③分岐水栓上部のピン穴にカートリッジ下部のピンを合わせるようにカートリッジを乗せます。

 

④カートリッジ押さえ部のネジを付属のネジに入れ替え、ネジを分岐水栓の穴に合わせるようにカートリッジの上から被せます。

その後、付属の六角レンチ(対辺2.5mm)でネジを締め付けます。

  • 1本ずつ締め付けるのではなく、それぞれを徐々に締めていくようにしましょう
  • 元々付いていたネジは、将来分岐水栓を取り外す際に必要となるので大切に保管しておきましょう。

 

⑤盛り上がっている箇所を手前にしてクリックユニットを取り付けます。

 

⑥縁のない部分を奥側にしてカバーを被せ、時計回りにカチっとなるまで回します。

 

⑦レバーハンドルを差し込み、取り外していたネジを六角レンチ(対辺3mm)で締め付けます。

 

⑧インデックス(青と赤の色が付いているフタ)をパチッとはめ込むように取り付けます。

分岐コックとホースを取り付ける

①フィルターパッキン(左)と分岐コック(右)を分岐水栓の取り出し口に取り付けます。

 

②モンキーレンチで矢印の2か所をしっかり締め付けます。

 

③分岐コックのレバーを閉じる側に操作し、給水ホースを取り付けます。

 

④完成です!

元栓(または止水栓)を開ける

①閉めていた元栓を開けます。

 

②水が無事に出ることを確認します。

※蛇口付近が濡れていますが、カートリッジを取り外す際に溢れた水です。

食洗器を使う

その後、食洗器を実際に使ってみましたが、無事に動作しました。

一応、初回の動作中は目の届く範囲にいる方がいいかと思います。

まとめ

今回、写真を撮りながら作業を行っても30分程度で終えることができました。

水道の元栓を閉めるなど、大丈夫かな?と不安になることもありましたが、作業としては簡単だったかと思います。

というわけで、タイトル”食洗器用の分岐水栓(CB-SSH8)を自分で設置することはできるか?”の答えは”YES”でした。

[chat face=”ボーノオレンジ200-200.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ただし、失敗したら家が水浸しになるなどのリスクはあると思うので、こういった作業に自信がない方は無理せず業者に頼みましょう。[/chat]

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